今回は「Hidizs S9 PRO」です。すっかり音楽コンテンツの主流になった配信サービスのなかでもロスレスおよびハイレゾ化により改めて高音質のオーディオアダプターへの注目が高まっていますね。
「Hidizs S9 PRO」はスマートデバイスなどに接続してハイレゾに対応した高音質の出力を可能にするオーディオアダプターで、最大32bit/768kHz(PCM)およびDSD512(22.4MHz)のネイティブ入力に対応。また出力も3.5mmステレオ(シングルエンド)に加えて2.5mm/4極バランス出力にも対応、それぞれ100mW@32Ω、200mW@32Ωの高出力を実現しています。いっぽうで本体サイズは18×8×59mm、11gのコンパクトサイズを実現しています。また「S9 Pro」ではDACチップには据置きUSB-DACや高性能DAP等での搭載実績も多いESS Technology製の「ES9038Q2M」を搭載。「AK4493EQ」を搭載していた「S9」よりアップグレードしています。
■ シンプルかつ高級感のあるデザイン、高出力ながらニュートラルなサウンド
「Hidizs S9 PRO」のパッケージはブラックデザインの落ち着いた印象。パッケージをあけるとコンパクトな本体が確認でき、その下にほかの付属品が入っています。パッケージ内容は「S9 PRO」本体、接続用USB Type-C OTGケーブル、タイプA変換コネクタ、リアクリップ、説明書、保証書、シリアルナンバーカードなど。
「Hidizs S9 PRO」の金属製のボディは高級感があります。服にフックするためのクリップが付属するのも良いですね。以前の機種では音量調整ボタンがあったようですが、このモデルではボタン類は省略されています。しかしクリップを使ってワイシャツなどに固定して使うイメージだとボタン類は誤操作の原因になるため個人的には問題ないと思います。3.5mmシングルエンドと2.5mmバランスの差し込み口は縦に並んでいる配置になっています。
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