「HIDIZS SD2」のパッケージは製品画像を載せたコンパクトなボックス。背面には製品仕様が各国語で記載されています。今回は「ブラック」カラーの製品が届きました。本体デザインは両面とも基本的には同じですが、片面にのみサンプリングレートを表示するLEDがあり、再生時にレッドまたはブルーで点灯します。またLightning仕様のiPhone用にはOTG仕様の変換ケーブルが付属します。
「HIDIZS SD2」のオーディオ品質は比較的癖の無い明瞭感のあるサウンド。ESS製DACチップの傾向ともいえる輪郭のハッキリした印象を感じつつも過度にメリハリを強調した印象は無く、接続するイヤホンおよびヘッドホンの傾向をしっかり反映させて鳴らすことができます。優れたノイズ特性から透明感があり解像度も高い印象。ハイレゾ音源の微細な音もつぶさに描写できる実力があります。応答はフラットな印象ですがダイナミクスという点で僅かに中音域に厚みがあり、超小型のアダプターとしては想像以上にエネルギッシュなサウンドを実現しています。
「HIDIZS SD2」の最大70mW+70mW(@32Ω)という出力はアンプチップ付きのドングル型オーディオアダプター製品にも匹敵しそうな仕様で、スマーフォトン直結型アダプター製品としては十分にパワフルです。そのため多くのイヤホン製品で問題なく駆動することができ、一部のヘッドホンでも快適に再生することができます。音量が取りにくいヘッドホンなどでは端末側の音量を相応に上げる必要がありますが、極端な増幅を行っていないことでゲインは直線的に伸びるため、最大音量近くまで上げても歪みはほとんど発生しません。そのため「Sennheiser HD6XX」のように結構鳴らしにくいヘッドホンでも楽しむことができました。
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